angel ring

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Key-Mo' OZ

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曲紹介

きらめくピアノのフレーズが軽やかに転がり、その上をアップテンポのダンスビートが押し上げていく。深く加工されたボーカルは輪郭を溶かしながら、浮遊するような質感で空間を漂い、デジタルな透明感と生々しい感情が同居するサウンドを形づくる。 歌詞は「angel ring(天使の輪)」を手に、かつて空を飛んでいた頃の記憶をめぐる物語だ。高く飛べば飛ぶほど現実を忘れ、その心地よさに溺れ、やがて意識を失って地上へと墜ちる。傷だらけの体で見上げる空は遠く、周囲の人々が何気ない日常を楽しむなか、あの空にいた日々だけが忘れられない。もう一度あの輪が欲しい——けれど、地上のどこを探してもそれは見つからない。 後半では、折れた翼で這いつくばりながら、低く沈むほどに蘇る記憶と、頬を伝う涙が描かれる。石に指を裂きながらも高みへ手を伸ばし、眠り続けたような感覚のなか、救ってくれる夢もなく、重い世界で息もできないまま、それでもレクイエムを声高に歌う。血管の奥にあの空を取り戻したいという渇望が、繰り返される「angel ringをもう一度」という祈りへと収束していく。 弾むようなダンスビートと、喪失と渇望を抱えた歌詞。その対比のなかで、高揚感のただ中に切なさが静かに滲んでいく。

投稿: kazumae

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