爽快なイントロ、迷子のその先
kazumae
2026/10/24

レビュー対象
安らかに眠ることができない人殺し
巨木
54/ 100
タイトルの物騒さとは裏腹に、テクノサウンドと渋谷系ロックが融合したような軽快なポップに仕上がっている。特にイントロでは、シンセサウンドが颯爽と駆け抜けていき、陰鬱な歌詞との対比が非常に面白い。Aメロあたりまではワクワクが止まらなかった。 しかし、その後は崩れていってしまった印象だ。曲としての方向性や一体感が見えず、どこに焦点を当てて聴けばよいのかわからなかった。陰鬱な歌詞と爽快なサウンドという、コンセプト自体は非常に良いだけに、もったいないと感じる。 途中で入るトーキングボイスも、(どのモデルを使っているのかはわからないが)雑な印象は否めない。本当に必要だったのか、と疑問が残る。 構成をもう少しまとめれば一気に化ける曲だと思うが、現時点では厳しい評価をせざるを得ない。